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ロシア語と 英語の学習曲線 [その他思う事]

先日、ちょっと英語を書かなくてはいけなかったのですが…なんていうか、文章が作れませんでした。

で、困り果てて、ロシア語で書いてみると…Если вы хотите ...とあやしいところはあるもののとりあえずは頭の中から単語が文章になって出て来ます。なんていうか、複雑な気分でした。
「あれ? なんか英語よりもロシア語の方が文章作りやすくないか? いや、少なくとも、英語よりも身についているよな」
とか思うわけです。(もともと英語が出来ないせいもありますが…)
多分、世の中の「ロシア語は難しい」ってイメージはすごく漠然としたもので、実際には『ロシア語の方が英語よりも早く挫折感を味わう』のが本当の理由じゃないか? と考えたりもします。

もし、「学習にかけた時間」と「習得度(ここでは、身についたと実感できる度合い)」をグラフにしてみると、私の中のイメージはこんな感じです。(あくまでも個人的なイメージです)
__.JPG

そもそも、 外国語の学習って、決して綺麗な直線を描いて右肩上がりになるわけではなくて、それぞれの言語で違ったパターンを描いて上昇していく、のではないかと考えます。
もちろん、このカーブは、身につけている母国語は何なのか、暗記は得意か、それとも具体的なイメージと結びつけた方が身につくのか、など国や学習者の置かれている環境、個人の能力によっても違ってくるはずです。
しかし、その一方で、ある程度の曲線の傾向が出てくるんではないかと思ったりします。

で、このグラフをボーッと見ていたりしたら、外国語っていっても、実は勉強をやめない限りは自分の能力が上がっていくから、必要以上に苦しむことはないんじゃないか、なんて気がしました。

自分なりにある程度毎日続けられる勉強法を身につけて、もしもこれから10年、なんとか毎日続けられたなら、ロシア語だってそれなりには身につくんではないかと…。

そりゃ、もちろん、外国語でお金を稼いで食っていくってなら、しっかりとそれなりの努力も必要でしょうけど。外国語の美味しいところを手に入れるなら10年でなんとかなるんではないかとそんな気がしたのです。



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Фукава

Здравствуйте!!

こんにちは、はじめまして、いきなりコメントをしてしまい失礼いたします。
私も昨年3月にペテルブルクやモスクワを旅行してきて、すっかりロシアにはまり、昨年4月からロシア語を勉強しています。マンツーマンレッスンです。

仕事で必要としているわけではないので、何度となく「やめようかな」と思い、さらには「今年も続けようかな、値段も結構高いしな」と思っていた矢先にこちらのブログの記事を拝見して、もう1年続けようと思っているわけです。

確かに英語と違って、もともと知っている単語は少ないので、短期間で上達した実感がわきにくいのですが、1年間勉強して「格変化6つ」が一応出そろったら、急にいろいろ文章が作れるようになって「比較も習いたいなー」とか「副動詞ってなんだろう」とか、急にやる気がでてきているところです。

そんなわけで、この「学習曲線」の話、とても納得なのです。時々ブログ覗かせてください。楽しみにしています。

by Фукава (2013-04-19 00:02) 

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