ウラジオストクに行ってきました。 [ロシアについて思う]
年度末のいろいろな大変さを抜けて、ウラジオストクに行ってきました。
(金閣湾にかかる黄金橋「золотой мост」)
もう冬ではなくて、春のイメージでした。
ウラジオストクは一言で言えば「坂が多くて歩くとたいへん」でした。
まぁ、もともとは軍港のある閉鎖された町でしたから、それでどうこう言ってもしょうがないんですが…
ウラジオストクは、サハリンのユジノサハリンスクとはまた違った表情を見せる街でした。
なんか…「おしゃれ」なイメージがあるんです。
(ユジノサハリンスクは、私の個人的なイメージは「ほのぼの」した感じなんですが)
うまく言えないですが、なんかそんな気がしました。
なんで今の時期に行ったのかというと、これまたバイクでのツーリングを考えていたりするからです…
(今じゃないですよ! 夏以降です)
(金閣湾にかかる黄金橋「золотой мост」)
もう冬ではなくて、春のイメージでした。
ウラジオストクは一言で言えば「坂が多くて歩くとたいへん」でした。
まぁ、もともとは軍港のある閉鎖された町でしたから、それでどうこう言ってもしょうがないんですが…
ウラジオストクは、サハリンのユジノサハリンスクとはまた違った表情を見せる街でした。
なんか…「おしゃれ」なイメージがあるんです。
(ユジノサハリンスクは、私の個人的なイメージは「ほのぼの」した感じなんですが)
うまく言えないですが、なんかそんな気がしました。
なんで今の時期に行ったのかというと、これまたバイクでのツーリングを考えていたりするからです…
(今じゃないですよ! 夏以降です)
サハリンの紹介動画 [ロシアについて思う]
サハリンを紹介した動画の完成度はほんと高くなりました。
例えば、このhttp://youtu.be/n324ral_OZwは私も滞在したポロナイスクという人口およそ2万人の町の映像です。空撮やタイムラプス、望遠気味の映像やイメージ的な映像を上手く編集しているので見応えがあります。(ロシアで作られた動画です)
映像にはポロナイスクに住む先住民の人々も出ています。
ほんとレベルが高くて、この動画を見てポロナイスクをイメージしてから訪問したら、ちょっとガッカリするかもしれません。
空撮も効果的です。
タイムラプスも綺麗です。
また、こちらはサハリン版(サハリン州版)の映像です。
http://youtu.be/ODt4ObPQ-tQ
美しい自然とイメージ的な映像編集がうまい!
丘の上で女性が大きなプラトーク(ロシアの女性がよく身につける大きなスカーフ)をくるりと回して羽織るのかな、と思ったら実はそれが大きな旗で、風に流されて大きく広がり、そこにはサハリンの地図が画かれているという、もうお見事な演出があります。
スカーフをくるりと回すと…
そこにはサハリンの地図が!
こちらもタイムラプスが効果的です。
一見の価値がある動画です。
例えば、このhttp://youtu.be/n324ral_OZwは私も滞在したポロナイスクという人口およそ2万人の町の映像です。空撮やタイムラプス、望遠気味の映像やイメージ的な映像を上手く編集しているので見応えがあります。(ロシアで作られた動画です)
映像にはポロナイスクに住む先住民の人々も出ています。
ほんとレベルが高くて、この動画を見てポロナイスクをイメージしてから訪問したら、ちょっとガッカリするかもしれません。
空撮も効果的です。
タイムラプスも綺麗です。
また、こちらはサハリン版(サハリン州版)の映像です。
http://youtu.be/ODt4ObPQ-tQ
美しい自然とイメージ的な映像編集がうまい!
丘の上で女性が大きなプラトーク(ロシアの女性がよく身につける大きなスカーフ)をくるりと回して羽織るのかな、と思ったら実はそれが大きな旗で、風に流されて大きく広がり、そこにはサハリンの地図が画かれているという、もうお見事な演出があります。
スカーフをくるりと回すと…
そこにはサハリンの地図が!
こちらもタイムラプスが効果的です。
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Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 ダブルズームキット EF-S18-55mm/EF-S55-250mm付属 KISSX7-WKIT
- 出版社/メーカー: キヤノン
- メディア: Camera
DJI PHANTOM 3 ADVANCED(フルHDカメラ標準搭載) P3A
- 出版社/メーカー: DJI
- メディア: 付属品
ロシアでのIngressはやっぱりダイナミック [ロシアについて思う]
ここしばらくgoogleが関係している「Ingress」というゲームをしてます。
すごく簡単に言えば、Ingressって、googleマップを使った陣取りゲームのようなものです。
で、たまにとても巨大な占領地域が作られたりするんですが…ここ数日、ロシアのウラジオストクやマガダンやカムチャツカを結ぶ巨大な占領地域(CF:コントロールフィールド)が出来てました。
2日ほど前からこの大きなエリアが作られているんですが…さすがロシア、規模が大きいです。
オホーツク海がほぼ飲み込まれています。
一応、ロシア沿海州あたりから、礼文島を経由してサハリンに渡るリンクや、稚内とサハリンを結ぶリンクも出来ていたりします。
私なんかレベルが低い事もあって、近所でせいぜい数百メートルくらいのエリアを作ることしかしたことないんですけど…
しかも、3日経ったらさらにコントロールフィールドが大きくなってました…
すごく簡単に言えば、Ingressって、googleマップを使った陣取りゲームのようなものです。
で、たまにとても巨大な占領地域が作られたりするんですが…ここ数日、ロシアのウラジオストクやマガダンやカムチャツカを結ぶ巨大な占領地域(CF:コントロールフィールド)が出来てました。
2日ほど前からこの大きなエリアが作られているんですが…さすがロシア、規模が大きいです。
オホーツク海がほぼ飲み込まれています。
一応、ロシア沿海州あたりから、礼文島を経由してサハリンに渡るリンクや、稚内とサハリンを結ぶリンクも出来ていたりします。
私なんかレベルが低い事もあって、近所でせいぜい数百メートルくらいのエリアを作ることしかしたことないんですけど…
しかも、3日経ったらさらにコントロールフィールドが大きくなってました…
団体ツアーをよく観察している犯罪者 [ロシアについて思う]
聞いた話で恐縮なのですが、団体ツアーも犯罪者に狙われるそうです。
特に日本人団体ツアーはスケジュールがビッチリと詰まっていますし、添乗員も1人です。
添乗員の他にも、ロシア人ガイドもいたりしますが、基本的にツアーへの参加者は緊張感はありません。
ましてやフラフラとグループを離れがちなメンバーがいたりすると、添乗員もガイドもそちらに注意を取られます。
そんな中で、最後尾でゆっくりと歩いて遅れがちな人がスリ(もしくはファスナー式のバックやリュックの口を開けて財布などを抜き取られる)の被害にあったりします。
しかも被害にあっても、キツキツのスケジュールのため警察に被害届を出すこともままならなかったりします。(被害届を出すため警察署まで移動するにも渋滞で時間がかかったり、手続きが遅いなどで数時間かかってしまうとのこと)
特に、ツアーの最終日でその日のうちにロシアを離れるような時は、まず被害届を出す事は無理。
なので、犯罪者にとって団体ツアーは良い標的にされたりするそうです。
とにかく、団体ツアーで行く場合には、最後尾にならない+グループから離れない、ことだけでもかなりリスクが減らせるそうです。
犯罪の被害にあった、ロストバゲージが発生した、急に体調を崩した人が出た、などの場合には添乗員はそちらの対応をしなければならず、これまたそういう目配りが届いていない団体が狙われるそうです。
気をつけるケース:
(1)ガイドや添乗員がツアー客を急がせている[→]スケジュールがキツキツで警察に被害届を出す余裕がない
(2)添乗員が団体からよく離れる[→]何か問題を抱えているため、ツアー客に十分に目配り出来ていない
こんな状況になったなら、ゼッタイに犯罪者は目をつけます。
さらに、なぜかずっとグループをつけてくる人間がいる(帽子を深くかぶったりしている)、場合には確実にマークされているので警戒が必要だそうです。
特に日本人団体ツアーはスケジュールがビッチリと詰まっていますし、添乗員も1人です。
添乗員の他にも、ロシア人ガイドもいたりしますが、基本的にツアーへの参加者は緊張感はありません。
ましてやフラフラとグループを離れがちなメンバーがいたりすると、添乗員もガイドもそちらに注意を取られます。
そんな中で、最後尾でゆっくりと歩いて遅れがちな人がスリ(もしくはファスナー式のバックやリュックの口を開けて財布などを抜き取られる)の被害にあったりします。
しかも被害にあっても、キツキツのスケジュールのため警察に被害届を出すこともままならなかったりします。(被害届を出すため警察署まで移動するにも渋滞で時間がかかったり、手続きが遅いなどで数時間かかってしまうとのこと)
特に、ツアーの最終日でその日のうちにロシアを離れるような時は、まず被害届を出す事は無理。
なので、犯罪者にとって団体ツアーは良い標的にされたりするそうです。
とにかく、団体ツアーで行く場合には、最後尾にならない+グループから離れない、ことだけでもかなりリスクが減らせるそうです。
犯罪の被害にあった、ロストバゲージが発生した、急に体調を崩した人が出た、などの場合には添乗員はそちらの対応をしなければならず、これまたそういう目配りが届いていない団体が狙われるそうです。
気をつけるケース:
(1)ガイドや添乗員がツアー客を急がせている[→]スケジュールがキツキツで警察に被害届を出す余裕がない
(2)添乗員が団体からよく離れる[→]何か問題を抱えているため、ツアー客に十分に目配り出来ていない
こんな状況になったなら、ゼッタイに犯罪者は目をつけます。
さらに、なぜかずっとグループをつけてくる人間がいる(帽子を深くかぶったりしている)、場合には確実にマークされているので警戒が必要だそうです。
単語帳の国に迷い込む? [ロシアについて思う]
すごく当たり前のことなんですが、ロシアに行っている間に感じた事は…
「うわ〜、まわりが全部ロシア語の単語帳だ〜。ひょっとしておれって、単語帳の国に迷い込んだんじゃないか?」
って事だったりします。
まわりを見るとロシア語。とにかくロシア語。いっぱいロシア語。
ああ、なんか、ぼんやり散歩して、辞書を引きながら歩いて行きたい。
なんてことも考えたりしました。
最も、そんなことしてたら迷惑だし、悪いやつに目をつけられるかもしれないので出来ないですけど…
ふとそんな不思議な感覚に陥ったのでした。
やっぱりこの本、お勧めします。
「うわ〜、まわりが全部ロシア語の単語帳だ〜。ひょっとしておれって、単語帳の国に迷い込んだんじゃないか?」
って事だったりします。
まわりを見るとロシア語。とにかくロシア語。いっぱいロシア語。
ああ、なんか、ぼんやり散歩して、辞書を引きながら歩いて行きたい。
なんてことも考えたりしました。
最も、そんなことしてたら迷惑だし、悪いやつに目をつけられるかもしれないので出来ないですけど…
ふとそんな不思議な感覚に陥ったのでした。
やっぱりこの本、お勧めします。
ロシア国立チャイコフスキー邸博物館 [ロシアについて思う]
今回、自分として印象に残ったのは、モスクワから90キロほど離れたクリンという町にある「ロシア国立チャイコフスキー邸博物館」でした。
とても落ち着いた雰囲気の場所で、確かにこの場所なら落ち着いて創作活動が出来そう、という感じの場所です。しかも、鉄道の駅も近くにあったり、サンクトペテルブルクとモスクワ、どちらに移動するにも便利なところだったそうです。
残念ながら、チャイコフスキーは一年半ほどしか住めず、亡くなってしまうわけですが…
チャイコフスキーがシューマンからもらった指揮棒も展示されていました。
実際にシューマンはこの指揮棒をコンサートで使用したことがあるそうですが、チャイコフスキーは自分のコンサートでこの指揮棒を振ることはなく、大切に保管していたそうです。
他にも、名曲アルバムとかで見た現物が目の前にあるわけで、もうドキドキします。
実際に使っていた机とかもあります。チャイコフスキーは絶対音感の持ち主なので、作曲にはピアノなどを使わず、この机で楽譜に向かっていたのです。
それと、売店のロシア人のおばさんがいい人で、見学していたのが閉館ギリギリだったために、他の博物館の職員がホールの照明を消してしまったのですが、「日本から来てるんだから明かりをつけてちょうだい!」と、またつけてくれたりしてくれました。結構嬉しかったりしました。
結局、帰りにはその明かりを消した人も「ダスヴィダーニャ!」って言ってくれたりして、かなりほんわかとあたたかい気持ちになったのでした。
とても落ち着いた雰囲気の場所で、確かにこの場所なら落ち着いて創作活動が出来そう、という感じの場所です。しかも、鉄道の駅も近くにあったり、サンクトペテルブルクとモスクワ、どちらに移動するにも便利なところだったそうです。
残念ながら、チャイコフスキーは一年半ほどしか住めず、亡くなってしまうわけですが…
チャイコフスキーがシューマンからもらった指揮棒も展示されていました。
実際にシューマンはこの指揮棒をコンサートで使用したことがあるそうですが、チャイコフスキーは自分のコンサートでこの指揮棒を振ることはなく、大切に保管していたそうです。
他にも、名曲アルバムとかで見た現物が目の前にあるわけで、もうドキドキします。
実際に使っていた机とかもあります。チャイコフスキーは絶対音感の持ち主なので、作曲にはピアノなどを使わず、この机で楽譜に向かっていたのです。
それと、売店のロシア人のおばさんがいい人で、見学していたのが閉館ギリギリだったために、他の博物館の職員がホールの照明を消してしまったのですが、「日本から来てるんだから明かりをつけてちょうだい!」と、またつけてくれたりしてくれました。結構嬉しかったりしました。
結局、帰りにはその明かりを消した人も「ダスヴィダーニャ!」って言ってくれたりして、かなりほんわかとあたたかい気持ちになったのでした。
モスクワとサンクトペテルブルクに行って来ました。 [ロシアについて思う]
ずいぶん、更新が出来ませんでした。
実は、モスクワとサンクトペテルブルクに行っていました。
ヨーロッパ・ロシアと言われるだけあって、ああ、ロシアの西側は確かにヨーロッパに近いんだ、としみじみと思ったりしました。
印象に残ったことは、モスクワは渋滞が酷いってことでした。
どこに行っても渋滞に遭遇して…
なんでも、ある程度収入を得ると自家用車を持ってそれでマイカー通勤するのがステータスになるそうで、会社員でも渋滞のために11時に出勤になるなんてざらになってしまうとか…日本だったら許されないんですけど…
あちこち、観光することが出来たのですが、渋滞の印象があまりにも強くなってしまいました。
それと「赤の広場」は、稀に見るがっかり観光スポットでした(^^;;
あの赤の広場は、一年のうち300日以上がイベント関係で敷地を占有しているとのことで、私が行った時もコンサートの臨時席の撤去のために広場の多くが金網で仕切られている状態でした…
もうがっかりでした(^^;;
せっかくの観光資源なのに…
サンクトペテルブルクの方が、綺麗で素敵な街、という印象でした。
ちょっとしたことなら私のロシア語でもなんとかなったので、それなりに楽しかったのですが…
どうしてもモスクワの渋滞の酷さが印象に残った感じでした。
実は、モスクワとサンクトペテルブルクに行っていました。
ヨーロッパ・ロシアと言われるだけあって、ああ、ロシアの西側は確かにヨーロッパに近いんだ、としみじみと思ったりしました。
印象に残ったことは、モスクワは渋滞が酷いってことでした。
どこに行っても渋滞に遭遇して…
なんでも、ある程度収入を得ると自家用車を持ってそれでマイカー通勤するのがステータスになるそうで、会社員でも渋滞のために11時に出勤になるなんてざらになってしまうとか…日本だったら許されないんですけど…
あちこち、観光することが出来たのですが、渋滞の印象があまりにも強くなってしまいました。
それと「赤の広場」は、稀に見るがっかり観光スポットでした(^^;;
あの赤の広場は、一年のうち300日以上がイベント関係で敷地を占有しているとのことで、私が行った時もコンサートの臨時席の撤去のために広場の多くが金網で仕切られている状態でした…
もうがっかりでした(^^;;
せっかくの観光資源なのに…
サンクトペテルブルクの方が、綺麗で素敵な街、という印象でした。
ちょっとしたことなら私のロシア語でもなんとかなったので、それなりに楽しかったのですが…
どうしてもモスクワの渋滞の酷さが印象に残った感じでした。
サハリンのウェブカメラを見てしまう [ロシアについて思う]
最近、ついサハリンのウェブカメラのサイトをぼんやりと見てしまいます。
サハリンのネベリスクという町に設置されたウェブカメラです(他にもモネロン島やノグリキもありますが)。
http://sakhrest.ru/veb-kamery-sahalina.html
いちばん上の列の二つの海岸の映像は、トドの越冬地に設置されたウェブカメラで、冬から春になるとこの辺りにわしゃわしゃといっぱいたむろする様子が見られるそうです(私がサイトを見つけた3月ごろにはもういませんでした)
一番上の右側と、中段二つはネベリスク市庁舎前の広場の様子です。
ロシアの祝日にはイベントをしていることがあったりするので和みます。
中段、右側はモネロン島(海馬島)に設置されたウェブカメラです(更新は5分毎です)。
普段は無人島なので、人を見かけたことはありません。
下段は、ノグリキ(ユジノサハリンスクからおよそ北に600キロ)の市庁舎前の様子です。
更新頻度は相当低いですし、時刻が一時間ズレたままだったりしますが、ネベリスクとの気候の違いが出ていたりするので、なかなか興味深いです。
なんで一時間ノグリキの時刻がズレたままなのかというと、2011年にロシアがサマータイムを採用してたのを最後に、冬時間への移行をせず、夏時間で固定したことが関係してます。(まあ、ウェブカメラの時計の存在を忘れてずっとそのままにしてるというのが直接の原因ですが…)
まさかノグリキのウェブカメラを日本から見ているとも思ってないでしょうし…(^^;;
そんなわけで疲れた時にぼんやりと見てしまいます。
※残念ながら2014年10月には、記事にしたサイトは閉鎖されてしまいました。
※そうしたら、また11月には復活してました。
ちなみにネベリスクの町は地図でいうと、ここです。
ネベリスクの左下に見える島がモネロン島です。
サハリンのネベリスクという町に設置されたウェブカメラです(他にもモネロン島やノグリキもありますが)。
http://sakhrest.ru/veb-kamery-sahalina.html
いちばん上の列の二つの海岸の映像は、トドの越冬地に設置されたウェブカメラで、冬から春になるとこの辺りにわしゃわしゃといっぱいたむろする様子が見られるそうです(私がサイトを見つけた3月ごろにはもういませんでした)
一番上の右側と、中段二つはネベリスク市庁舎前の広場の様子です。
ロシアの祝日にはイベントをしていることがあったりするので和みます。
中段、右側はモネロン島(海馬島)に設置されたウェブカメラです(更新は5分毎です)。
普段は無人島なので、人を見かけたことはありません。
下段は、ノグリキ(ユジノサハリンスクからおよそ北に600キロ)の市庁舎前の様子です。
更新頻度は相当低いですし、時刻が一時間ズレたままだったりしますが、ネベリスクとの気候の違いが出ていたりするので、なかなか興味深いです。
なんで一時間ノグリキの時刻がズレたままなのかというと、2011年にロシアがサマータイムを採用してたのを最後に、冬時間への移行をせず、夏時間で固定したことが関係してます。(まあ、ウェブカメラの時計の存在を忘れてずっとそのままにしてるというのが直接の原因ですが…)
まさかノグリキのウェブカメラを日本から見ているとも思ってないでしょうし…(^^;;
そんなわけで疲れた時にぼんやりと見てしまいます。
※残念ながら2014年10月には、記事にしたサイトは閉鎖されてしまいました。
※そうしたら、また11月には復活してました。
ちなみにネベリスクの町は地図でいうと、ここです。
ネベリスクの左下に見える島がモネロン島です。
サハリンの地図を手に入れる [ロシアについて思う]
サハリンの地図を入手しました。
50万分の1の2010年度版の地図は持っていたのですが、もっと詳しい地図が欲しくなって手に入れたのがこれ『АТЛАС Сахалинской области』(英語表記は『ATLAS of Sakhalin Region』)です。
1994年の出版で20年くらい前のものになりますが、通りの名前など詳しく載っています。施設などは、その後新築されたのもあっていろいろと変わっているとは思いますが、ネットと比べてもかなり詳しい情報が載っています。
(ちなみに、ネットならばグーグルマップのデータよりも、ロシアの「Яндекс Карты」の方がかなり詳しくなっています)
ロシア語に苦手な人でも、この地図は英語でも書かれているので、より判りやすいかもしれません。それぞれの町についても、1万分の1~2万分の1の縮尺で詳細図があるのでバイクでサハリンにいこうなんて思っている人は重宝すると思います。
紙の質はそれほど良くはないので、気になる人は気になるかも。
面白いのは、ロシア語のУЛ. ЛЕНИНА(レーニン通り)は、英語では「ST.」ストリートではなく、「UL.」になっていたりします。
紙の質に関して、ひとつ面白いことがありまして…。
余り紙質が良くない本とか文書でも、ロシアのアーカイブ施設にはすごく保存状態の良い状態で保管されています。それこそ1950年頃の文書とかでもすごく状態が良いんです。
特別な処理はしていないのに。
ですが、その資料も日本に持ってきてしまうと、高温多湿の気候であっという間に劣化してボロボロになってしまうんだそうです。
日本ではあっという間に劣化してしまう資料や本も、ロシアにかぎっては普通に使い続ける事が出来るので、紙の質にこだわる必要がなかったかもしれません。
また聞いたところによると、NHKが大量の文書をサハリンのアーカイブからコピーをした時には、紙のコピーではなくて、スキャナーでデータとして取り込んでいったそうです。
いろいろな理由はあるんでしょうが、ひょっとして紙質の問題もあったのかもしれない、なんて思ってしまいます。
※2013年の夏に、この地図をサハリンに持って行きました。ですがユジノサハリンスクを中心に行動したため、使うタイミングはありませんでした。ユジノサハリンスク以外の町で宿泊するような場合には、ホテルなどの所在地を通りの名前から知ることができるので重宝すると思います。2013年時点では、「ああ、ここまで行けたんだなぁ」とか想い出に浸るアイテムとなりました。
※2015年7月追記
以前は比較的あちこちのサイトで地図が販売されていましたが、現在ではかなり検索でヒットしなくなりました。ですがロシアの書籍を扱うナウカ・ジャパンのサイトから購入できますので、そちらで検索してみてください。ただし、在庫がないと入手にはそれなりの時間がかかりますので注意してください。特に夏のバカンスシーズンや年末年始をはさむと大変時間がかかります…
ナウカ・ジャパン
http://naukajapan.jp/
50万分の1の2010年度版の地図は持っていたのですが、もっと詳しい地図が欲しくなって手に入れたのがこれ『АТЛАС Сахалинской области』(英語表記は『ATLAS of Sakhalin Region』)です。
1994年の出版で20年くらい前のものになりますが、通りの名前など詳しく載っています。施設などは、その後新築されたのもあっていろいろと変わっているとは思いますが、ネットと比べてもかなり詳しい情報が載っています。
(ちなみに、ネットならばグーグルマップのデータよりも、ロシアの「Яндекс Карты」の方がかなり詳しくなっています)
ロシア語に苦手な人でも、この地図は英語でも書かれているので、より判りやすいかもしれません。それぞれの町についても、1万分の1~2万分の1の縮尺で詳細図があるのでバイクでサハリンにいこうなんて思っている人は重宝すると思います。
紙の質はそれほど良くはないので、気になる人は気になるかも。
面白いのは、ロシア語のУЛ. ЛЕНИНА(レーニン通り)は、英語では「ST.」ストリートではなく、「UL.」になっていたりします。
紙の質に関して、ひとつ面白いことがありまして…。
余り紙質が良くない本とか文書でも、ロシアのアーカイブ施設にはすごく保存状態の良い状態で保管されています。それこそ1950年頃の文書とかでもすごく状態が良いんです。
特別な処理はしていないのに。
ですが、その資料も日本に持ってきてしまうと、高温多湿の気候であっという間に劣化してボロボロになってしまうんだそうです。
日本ではあっという間に劣化してしまう資料や本も、ロシアにかぎっては普通に使い続ける事が出来るので、紙の質にこだわる必要がなかったかもしれません。
また聞いたところによると、NHKが大量の文書をサハリンのアーカイブからコピーをした時には、紙のコピーではなくて、スキャナーでデータとして取り込んでいったそうです。
いろいろな理由はあるんでしょうが、ひょっとして紙質の問題もあったのかもしれない、なんて思ってしまいます。
※2013年の夏に、この地図をサハリンに持って行きました。ですがユジノサハリンスクを中心に行動したため、使うタイミングはありませんでした。ユジノサハリンスク以外の町で宿泊するような場合には、ホテルなどの所在地を通りの名前から知ることができるので重宝すると思います。2013年時点では、「ああ、ここまで行けたんだなぁ」とか想い出に浸るアイテムとなりました。
※2015年7月追記
以前は比較的あちこちのサイトで地図が販売されていましたが、現在ではかなり検索でヒットしなくなりました。ですがロシアの書籍を扱うナウカ・ジャパンのサイトから購入できますので、そちらで検索してみてください。ただし、在庫がないと入手にはそれなりの時間がかかりますので注意してください。特に夏のバカンスシーズンや年末年始をはさむと大変時間がかかります…
ナウカ・ジャパン
http://naukajapan.jp/
6月のおだやかな景色 [ロシアについて思う]
今回の画像は6月に行ったときのものから紹介します。
ひとつはこれです。
サハリンの、ある大学の教室の窓からの景色で、外には白樺の木が見えます。
これを見ると、あーなるほど、日本人が桜を身近に感じるように、ロシア人にとって白樺が身近に感じるのだな、というのがわかった気がしました。
二つめは、ホテルへの帰り道で見かけたものです。
イスラム系の若いご夫婦が散歩の途中、小さな我が子と芝生の上で遊んでいる光景です。
斜めの光が、すごく柔らかくて、おだやかな景色でした。
これを見たとき、「ああ、家族って良いな」と思いました。
はじめてのロシアでの印象が、こういうすごく優しげなものばかりなので、私は大好きになってしまったんですよね。
東京での仕事は、それなりにいろいろなプレッシャーがあるので、こういうほっとする光景に出会うととても強く心が揺さぶられるんです。
日本にもこういう光景はあるじゃないか? と考える人もいるでしょう。
いや、それがうまく言えないんですが、日本人が忘れたり、捨て去ったりした「なにか」を感じたんです。
例えば、小学生くらいの子供達を見かけた時に、日本人の子供達はニンテンドーDSを片手に、身体を小さくして画面をのぞき込んでいます。
でも、こちらでは、自転車を乗り回したり、走り回ったり、小さい身体をいっぱいに動かして遊んでいる。そうすると、私も考えるわけです。どっちの子供が幸せなんだろうと。
日本では最近、コミュニケーション能力が重要である、なんて言われています。
なのに、ただでさえ小さい世界しか知らない子供に、まわりとの接触を減らしてしまうようなおもちゃを、大人が安易に与えてしまうことはすごくマズイ。
ゲームは楽しいですよ。子供のころに、想像の世界に自分がヒーローとして君臨するのは自然な事です。でもそれだけではなく、子供本人が、少しずつ外の世界に自分をどう適合させていくか、という事を考えはじめる事も必要なはずです。
子供の周りにいる大人は、そのきっかけを子供たちに与えたり、手助けをしていかなきゃいけない。
はたして、今の日本ではそれがどれだけできているのか。
無表情でゲームをしている子供たちと、身体をいっぱいに使って感情や気持ちを表している子供たち、どっちが幸せなんでしょうね。
「そんなものは子供たち本人が決めることで、お前が決める事じゃない」なんていう人もいるでしょう。
でもね、いまの子供たちが大人になった時、私が一緒に仕事をしたいと思う人物は、無表情でゲームをしていた子供たちではない、っていう事はハッキリ言えます。
まあ、そんなわけで、サハリンのおだやかな景色をみていると、いろいろと考えてしまったのでした。