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米国とロシアの見かたはそれでいいのか? [ロシア文化・日本文化]

この間、NHKのドキュメンタリーを見ていて、なんだこりゃ? と思ったんですけど…

米国のイスラム教徒が収容されていた捕虜収容所での、非人道的な行為について、非難はしつつも「しょうがないよね」というスタンスのナレーションが入っていたことです。
もしこれがロシアだったら絶対にそんなナレーションにはならなかったと思います。
それが良いとか悪いとか、NHKがどうたらこうたら、てことではなく…それが日本人のロシア人の見かたなのかと思うと切なくなります。
アメリカ軍の基地が日本にはあって、アメリカの軍事力の下に日本の安全が護られている、だから当然だ、って味方もあるでしょう。でもそれって本当に適切な関係なんだろうか?

知り合いのテレビ局の方から伺った話では、実はロシアなんかよりもはるかにジャーナリストの入国に厳しい国なんか一杯あって、ビザを取る時に、いきなり、その国を批判するスタンスで放送するならば、ビザは発行しないという国も相当あるんですって…名前をあげたら絶対に「え!あの国が!」と思う国がいろいろ出て来ます。ここでは言いませんが…あるんです…
なのに、いつまでロシアを悪者扱いしているの? いつまでロシア人をシベリア抑留と北方領土をネタに白い目で見ているの? 戦争が余りにも悲惨な事を引き起こしたのは判ります。家族の関係者にそういうことで亡くなっている方の心中はいかほどか察するに余りあります。
だけど、だからって、日本にいるロシア人の人たちに対して、それをことある毎に持ち出して悪者扱いするのは絶対におかしい!

日本の街で見かけるロシア人に北方領土の罪はあるんですか? ないでしょう?

むしろ正義面して、コーランを燃やすアメリカ人の方が絶対に罪があると思いますもん。

日本は相当、世の中がガタガタしてしまっている今こそ、もう一回世界を見る目をリセットして、これからどうするか考えましょうよ。
今のままじゃおかしいって!

尊敬できるロシア人に出会う度に、日本で、ロシア人の方達が少なからず受ける心ない言葉のことを考えると、本当にやるせないんです。



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