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ロシアびいきになったかも? [ロシアについて思う]

ネットでロシア語関係を検索したときに、どうしてロシアびいきのサイトが多いのかと不思議に思っていました。

で、自分もふとロシアびいきの一人になっていて、今更ながら驚いています。

なんていうんでしょう、良いところもあるのにそれをすごくバカげた理由で拒否している人が多いと、やっぱり自分自身くやしいし、味方してあげようと思っちゃうわけです。
しかも、尊敬できるロシア人と出会ったりするとなおさらその気持ちが強くなります。

一年前は、内心自分でロシア語を始めたものの、「どこが良いんだろう」と思うことも一杯あったのに、今やいろいろと興味が出てきています。

例えばほら、ダーチャってあるでしょう。郊外にある別荘で、手作り感いっぱいの小屋みたいなレベルから高級住宅みたいなものまであるんですけども、あれって、行ってみると秘密基地ごっこの延長線にある楽しさがあるんです。
基本的にインドアな私でさえ「あ、ヤバイ、これは思った以上に楽しい」なんて思いましたから。

今の日本ってすごくストレスが多くなっています。でもそうじゃないところもあるわけです。
自分が当たり前だと思っていたことが、そうじゃないって思うこともあったりします。
正論はいくらでも言えるけど、そんなことを押し通したら自分も相手も傷つくことだってあるわけです。下手したら相手の人生をめちゃくちゃにしてしまうかもしれない、なんてこともあります。
外国で、いろいろなことを感じて、いろいろなことを考えて、もう一度自分を考え直すんですよね。
そして、そういう他の国で得た事って、意外にも自分の自信にもつながるんだ、って分かったりします。
で、その良いところを見つけた国を他の人にも教えたくて「ロシアって思っていた以上に良いよ」って言いたくなるんです。
でもあんまり期待したほど反応がないから、ついついしつこく言い出してしまったり…するわけです。
(いやなところは隠してね。たぶん10個良い事が書いてあったら、他に5個くらいは悪い事もあるはず)

そういうわけなんです。

しかもね、私は英語が出来ないので、それにすごく引け目を感じていたりしたわけです。
でも、ロシア語を勉強するようになって、しかも、簡単な事ならまあ英語よりも話せるようになると、「ありがとうロシア語!」という気持ちが出てくるし、英語以外の言葉を学ぶと今までのように、「アメリカが世界の中心だ。だからアメリカの言う事は正しい」ってことも「いやいや、アメリカが言う事は『アメリカから見た正しい』事であって、それをどう受け入れるかはいろいろな事情による」ってことも分かってきます。
すると、「アメリカの考えにはここまでは賛成できるけど、その先は賛成出来ないな」とか「あ、日本はもっとうまくやれるはずだ」なんてことを考えるようになります。

一年で人の考えってずいぶん変わるもんだなぁと思います。


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