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またサハリンに行ってきました! [サハリン・バイクツーリング]

今年でハートランドフェリーが稚内〜サハリン(コルサコフ)の航路から撤退という情報をいただいたこともあって、また友人とサハリンに行ってきました!
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来年からは第三セクターでの運営となりそうとのことですが、個人的にはハートランドフェリーでのサハリン行きへの思い入れが強いというのもありました。
気がつけば、このフェリーでサハリンに渡ったのは3回目です。
今回も一緒に行く友人も、サハリン行き2回がすべてハートランドフェリーで、これはぜひとも最後の年には乗らなければ!となったことも大きかったのです。
というわけで、次回からは、またサハリンバイクツーリングの報告をしようと思います。
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サハリンへのバイクツーリングが出来なくなる? [サハリン・バイクツーリング]

ЯБЛОКА(ヤーブラカ)さんからいただいた情報で、私を驚愕させたのが…
ハートランドフェリーの稚内-コルサコフ便が2015年で廃止されてしまう、というものでした!
あちこちのニュースでも取り上げられていますが、これが廃止されてしまうとサハリンへのバイクツーリングが事実上出来なくなってしまいます。
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稚内‐コルサコフ便の収益は上がっていないというのは以前から聞いてはいたんですが…
フェリーの便が自分達の希望とあってなかったので、今年の夏はあきらめたんですが…収益を伸ばすためにも行っておいたほうが良かったかも…

それにしても、う〜ん、困りました。
サハリンにも、バイクで行きたいところはいっぱいあるのに…
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(画像は2013年のバイクツーリングより)
私は3回サハリンに行っていますが、実はそのうち2回はフェリーなんです。
なんかあのフェリーがなくなってしまうというのは、悲しいですね。
まだ、廃止を避ける方法は模索するらしいのですが、なんとか存続して欲しいです。

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今年はサハリン行きは無理かな… [サハリン・バイクツーリング]

今年もサハリンにツーリングに行こうか?

なんて具合に友人との話が出たもんですから、2014年のハートランドフェリーの稚内-コルサコフ便のスケジュールを調べました。ですが、なんと予定していた4泊5日でのスケジュールを組むのが難しい事がわかって、結構がっかりしていたりします。

今度は、ぜひともポロナイスク以北(私達の最終目的地はオハではなく、アレクサンドルフスク・サハリンスキーです)に行くことを考えたのですが、厳しいです。

どうも2014年のフェリーは、3泊4日のスケジュールに合わせているのか(フェリーを利用して入国した旅行の場合には、ビザなしで72時間滞在出来ます)、多くの便が月曜日・水曜日に稚内発、火曜日・木曜日にコルサコフ発になっています。
ツーリングではなく観光で行くにはとても向いているのですが…。
(※ビザが免除されるのはフェリーに限りますので、飛行機での入国だとビザが必要です)

3泊4日、もしくは一週間の滞在なら特に問題はないのですが、4泊5日は無理だなぁ。
せめて、3泊4日でも、金曜に稚内に帰れるのでしたらいろいろと都合が良かったんですが、7月以降は金曜の帰りの便がないんです。個人的に金曜日に稚内に着いて、翌土曜日に北海道から本州に帰るってのが都合が良かったんですが、そうそううまくは行かないようです。

他にも、友人から今度はサハリンから大陸に渡ってハバロフスクやウラジオストクに抜けるツアーの提案もあったのですが…ホルムスク-ワニノのフェリーのスケジュールがいろいろと難易度が高いのに加え)…去年の夏は、ハバロフスク周辺でものすごい大洪水があって、大変な事になっています。
例えば、コムソモリスクナアムーレからハバロフスクの間の道路などもかなりの部分が水没してしまいました。

大急ぎで、復旧工事はされたのですが…
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相当な部分が、水没したままの状態で、とてもバイクでは無理です…。

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工事をしていたらしいトラックも落ちてます…
(画像はYOUTUBEからのキャプチャーです。オリジナル動画はhttp://youtu.be/J4GRUOoagUAです)
さらには、この洪水は去年だけでなく、今年以降も起こるのではないか、と言われているらしくかなり問題です。洪水は8月ぐらいから9月まで続いたとの事です。

友人にこれを伝えたところ「よーし、現地でトラックを雇って切り抜けられるようにロシア語勉強しておけ!」とか言い出しました。

いやもう、それすでにツーリングじゃないよね。

サハリンから帰って来て思うこと [サハリン・バイクツーリング]

サハリン・バイクツーリングからもうひと月以上経つのに、いろいろと思い出す事が多くて、ちょっと驚いていたりします。一緒に行った友人も同様で、やはり彼なりにいろいろと考える事があるようです。

なんていうんでしょうね、サハリンって不便なところはあるのに、日本とは違った良さがある事にいろいろと気がつくんですよね。
日本はいろいろなことが便利なのに、すごく息苦しい、と感じることが多いんです。
日本も、もうちょっとだけ緩くたっていいんじゃないのか?って感じたりするんですよね。

他にも、2010年に私がはじめてサハリンに行った時は、『ファンタジーの異世界』みたいな事を思った訳ですが、友人によれば『鏡の世界』みたいだそうです。
外国に行った、という印象よりも、違う世界に行った、って感じがするんですよね。

サハリンへのバイクツーリングは、決して安くはありませんけど、ハマると簡単に元は取れます。
満足感が違います。

友人と電話しながら、次に行く時の相談をしてしまう自分自身に内心、ちょっと呆れつつも…今度はどこまで行こうかな、やっぱり長距離移動できるバイクがいいよな、いや、その前に北海道をもう少し行ってみたほうがいいんじゃないか、2015年ならスクーターでもスミルヌイフまでは行けるなぁ、とかいろいろと考えてしまうのでした。

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(帰りのハートランド・フェリーから、サハリンの西サハリン山脈の南部に位置するカムイショーヴィ山脈を見ながら日本へ帰ります)
不思議と行きの時よりも、帰りの景色の方が印象に残るのは何故なんでしょう…
この山並みが、日本に帰る時には、ずーっと見送ってくれてるような気になるんです…


郊外での制限速度は時速80キロ [サハリン・バイクツーリング]

サハリンで撮影していた動画をふと見ていて気がついたのですが、郊外に出ると自動車の制限速度が時速80キロでした。高速道路ではなく、一般道です。
向こうにいた時は、余裕がなくて見落として居たんですね、意識はしてなかったんですが、内心いっぱいいっぱいだったんですね。自分では余裕があると思っていたんですが…
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(制限速度80キロの道路標識)
これじゃ、日本から来たバイク旅行者はびっくりするわけです。
コルサコフからユジノサハリンスクまでが本当にショックを受けるんですよね。
なんでみんなこんなに速いのかと…
しかも、サハリンを走っている車のまずほとんどがスタッドレスタイヤです。
乾燥しているアスファルトの路面とかではものすごく滑ります!危険な動きをする車がいたら絶対に近づかないようにしましょう。

もっともサハリンならどこでも制限速度が80キロなんてわけではなく、近くに民家がある場合などは時速40キロに制限されます。
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なんでみんな車を飛ばしているのかと思ったんですが…制限速度が80キロだったんですね。
バイクで行く人は、コルサコフから出発する時に覚悟が必要です。

モレスキンがサイフとして活躍する [サハリン・バイクツーリング]

今回のサハリン・バイクツーリングではモレスキンが財布として大活躍しました。

外国に行った時、地味に困るのが財布です。
日本と違う大きさの紙幣、日本と違う大きさのコイン(硬貨)…これらが日本向けに作られた財布ではとても使いづらくなったりします。
今回のサハリン行きでも、相当サイフでは悩みました。
以前サハリンに行った時、いつものように使い慣れた財布をそのまま使ってみたんですが、思いのほか使いづらかったんです。
おかげで、硬貨がうまく取り出せなくて、日毎にジャラジャラと財布の中に増えていくという経験をしました。人間って財布は同じでも、使い慣れない硬貨だと上手く取り出せなくないんですよね。
それにレジでも、混んでいたり、不機嫌そうな係りがいるとモタモタするのが嫌で、ついつい紙幣で支払ってお釣りをもらい、硬貨が増えてしまったりします。
(ガガーリンホテルの近くにあるおみやげ屋さんの「ゲルメス」に立ち寄れば、お姉さんが気を利かせて支払いをコイン優先でしてくれたりもします。レジの横で手持ちの硬貨を全部出して、それを数えながら受けとってくれます。すごくありがたいです)
で、今回のサハリン・バイクツーリングでは、(たまたま手元にあった)モレスキンが大活躍しました。
それがこの「メモポケット/ポケット」です。
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値段は2000円くらい、残念ながら今ではもう廃盤で、「ポートフォリオ ポケット」というモデルになってます。

MOLESKINE モレスキン ポートフォリオ ポケット / グリーン

MOLESKINE モレスキン ポートフォリオ ポケット / グリーン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ワーキングユニット・ジャパン
  • 発売日: 2013/04/04
  • メディア: Stationery

(グリーンの他にも色違いがあります)
これをこんな感じで10ルーブル、50ルーブル、100ルーブル、500ルーブルと1000ルーブル、10ルーブル硬貨、もっと小さい硬貨とかに別けて入れておきました。もちろん、その日の紙幣の手持ちによって、使いやすいように分け直したりもしました。
(お札は二つ折りする必要がありますが…ちなみにユーロ紙幣はぴったり収まります)
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モレスキンはしっかりとした作りなので、硬貨を入れても付属のゴムさえかけておけば、こぼれることはありません。紙幣と硬貨は細かく別けられるので、とてもスムーズに支払いが出来ます。
なんと言っても、硬貨が一発で取り出せます。ポケットが広く開くのも助かりました。
下手な財布を持って行くくらいなら、これをお薦めします。
(クレジットカードなどは別にしていました。このモレスキンは紙製なので雨には弱いです。あくまでオフロードバイクなどでのツーリングアイテムではなく、一般の旅行向けです)
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一緒に行った友人が感心してくれたので、ちょっと嬉しかったりしました(⌒▽⌒)


MOLESKINE モレスキン ポートフォリオ ポケット / マゼンタ

MOLESKINE モレスキン ポートフォリオ ポケット / マゼンタ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ワーキングユニット・ジャパン
  • 発売日: 2013/04/04
  • メディア: Stationery



サハリンに行く前に宗谷岬に行っておきましょう [サハリン・バイクツーリング]

今回のサハリンでのバイクツーリングのあと、日本最北端の宗谷岬を訪れました。
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多くの人が「ついに最北端に来たんだ!」と感動に浸るのでしょうが…実際には、宗谷岬から北に350キロ以上のところまで私と友人は行って来ましたし、ホテルやレストランがあるユジノサハリンスクでも宗谷岬から180キロは北です。
サハリン渡航の副作用というか、正直言って、すごく微妙な感じです。
もちろん、宗谷岬にはなんの罪もありません。
ただ、じーっと宗谷岬で黙って立っていると、友人がつぶやくわけです。
「最北端って、もっと北があるしなぁ」
とか、
「順序が逆だろ、宗谷岬に来てから、サハリンだろ」
とか、
「あー、あそこから帰ってきたんだ」
とか。
言うな、判ってるから!
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ここしばらく崩れた天気のせいで見えなかったサハリンの島影(といっても相手は北海道くらい大きいんですが…)が、この日はきれいに見えたりしました。
北海道を満喫する前にサハリンにわたってしまったわけで、今思えばこれはもったいないです。
サハリンに行く前に、宗谷岬に行っておきましょう。
日本最北端を楽しんでから、サハリンに渡った方が良いです。
そうでないと、とても微妙な感覚になります。

ただ、サハリンが見えると「ああ、あそこから帰ってきたんだ」となんか寂しくなった感覚は不思議でした。心の何割かを忘れてきてしまったようなそんな感覚でした。

大排気量オフロード・バイクのツーリング映像 [サハリン・バイクツーリング]

私の動画を見て、「えー、なんだオフロードじゃないのかよ」と思った人はこちらをぜひ見てください。
サハリンの大地を疾走する大排気量オフロードバイクの動画です。
きっとこちらの方がイメージに合うはずです。
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http://www.youtube.com/watch?v=Em15Gtz4QMQ
こちらの動画は、「BIGTANK MAGAZINE」さんのものなんですが、明るい6月の天候とオフロードバイクの迫力ある映像です。(2013年版の動画です)

 ちなみに、サハリンでは、2014年にはスミルヌイフ(Смирных)まで舗装路が出来る計画なので(2012年12月にポロナイスクでの舗装道路開通で州知事が発言してます)、オンロードバイクやスクーターでももっともっと楽しめるようになるはずです。

 ほらほら、サハリンに行きたくなってきたでしょ。

サハリンには何かある! [サハリン・バイクツーリング]

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(北海道・ノシャップ岬の夕景)
そんなわけで無事にサハリンから帰ってくることができました。
舗装路がかなりのペースで拡がっていることもあって、これからサハリンはますますオンロードバイクやスクーターでも十分に楽しめるようになっていくことは間違いないありません。
もちろん、日本と違って外国です。
それなりの覚悟と、準備、心構えが必要になります。
でも、日本では得られない楽しさもあってそれにすごく引きつけられてしまうんですよね。

ここまで読んでいただいてなにか「心に響く」ものがあったなら、ぜひサハリンに行ってみてください。必ず新しいものが(見つかるではなく)つかめると思います。

それと、やっぱり日本に帰ってくると「ああ、なんて便利な国なんだー!俺もう日本大好き!」って思ったりもするはずです。

稚内からの帰り道、美少女キャラが描かれたバスを見た時は衝撃でした。
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力が抜けるのと同時に、「ああ、もう日本て外国から絶対に変な国って思われてるよなぁ」とか「こんなおめでたい国は、すっごい羨ましがられるのも判る気がする」なんても思ったりもしました。

 一方では、過酷な路面状況に対応するために悪路走破が出来るオフロードトラック型のバスが必要で、数十キロ離れた国では、美少女キャラが描かれたバスですから…。
そりゃ、いろいろ考えますよね。良くも悪くも…。

 友人からは、またサハリンに行きたいって言われているのですが…やっぱり、たぶん、おそらく…行くんでしょうね…。
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サハリンで活躍したGPS対応の地図アプリ [サハリン・バイクツーリング]

サハリンでいちばん活躍したのがこのオフライン用地図アプリ「Maps with me Lite」です。

※2015年追記
ここで紹介したアプリは現在日本から利用できなくなっています。
同様のアプリは、「MAPS.ME — オフライン地図」です。

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無料で使えて、使いたい国や地域の地図データをダウンロードしておけば、電波が届かなくてもオフラインで普通に使えます。
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私の場合はiPod touchとGPSユニット(blue tooth接続)の組み合わせで、携帯ナビ替わりにも使いました。サハリンの地図データには、結構な正確さでガソリンスタンドの位置も登録されています。
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(帰国してから気付きました。ただ、過信するのは禁物です。ポロナイスクのガソリンスタンドデータなどは登録されていないようです…)

Dual XGPS150 Universal Bluetooth GPS Receiver 日本特別仕様版(技適マーク付き)

Dual XGPS150 Universal Bluetooth GPS Receiver 日本特別仕様版(技適マーク付き)

  • 出版社/メーカー: Dual Electronics
  • メディア: エレクトロニクス


このGPSユニット、サハリンでは付属のベルトでスクーターのハンドルに装着していましたが、トランクや荷物の中に入れて置いても問題なくGPS電波を受信してくれます。カバンに入れて、電車に乗ってもきちんと受信出来たりもする優れものです。もちろん、アンテナを地面に向けた状態では測位出来ませんけど…
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バッテリーも8時間以上は保った感じです。iPod touchとのデータのやり取りがないと省電力モードになるようです。iPod touchも同じくらい稼働できるので、本当に今回は活躍してくれました。
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しかもGPSユニットの感度が良いのでフェリーの「アインス宗谷」の客室に居ながら、今どの辺りにいるのかすべて把握できていました。地図の航路と同じに動くのに感動したりもしました。
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国境を超えた時にアインス宗谷のアナウンスで、中間点を超えました、というのが聞こえた時にはなんか嬉しかったりしました。
iPadなら画面が大きくて見やすいから、そっちを持っていこうと考える人もいるかもしれませんが、タンクバックの中にiPadを入れておくと、エンジンや太陽、バッテリーの熱がこもって、動作ロックがかかり、本体が冷めるまで使えなくなったりしますので、お薦めしません。しかも高価なiPadを見せびらかすことにもなるので、トラブル防止のためにもやめた方がいいと思います。

(ちなみによくある国内専用の地図アプリは、国外なので動作を停止します、という旨のメッセージを表示して機能しません)

※ただし、地図をこれだけですませたかというとそうではありません。私も友人も、必ず紙の地図を持っていました。バッテリー切れやデータが消失するような不測の事態では、紙の地図は絶対に役に立ちますので。


Dual XGPS150 Universal Bluetooth GPS Receiver 日本特別仕様版(技適マーク付き)

Dual XGPS150 Universal Bluetooth GPS Receiver 日本特別仕様版(技適マーク付き)

  • 出版社/メーカー: Dual Electronics
  • メディア: エレクトロニクス


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