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キュウリの酢漬けと豚の脂身の塩漬け [サハリン・バイクツーリング]

今回も食べ物の話題です。
まずこれです。
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パンにキュウリの酢漬けと「サーラ(сало)」という豚の脂身の塩漬けを載せて食べます。
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裏側から見るとこんな感じです。

これは、ドーリンスクの町の近くにある白鳥湖のそばで一休みしていた時、なんと2年前に知り合って100キロくらい一緒にツーリングした地元ロシア人バイク愛好家とまた偶然に出会ってふるまわれたものです。
お互いに相手のことがすぐにわかって
「え?○○だよね? 僕ら2年前にもサハリンに来たんだよ!」
「そうだよ! 覚えてるよ 2年前だろう!」
「いやぁ! また会えて嬉しいよ!」
なんてやり取りをロシア語でやり取りしたわけです。
しかも今回は再会しそうな気がしていたので、実は友人と一緒に簡単なお土産も持ってきていたりして、それを渡していたら、彼が自分のお弁当だったこのパンとキュウリの酢漬けとサーラをふるまってくれたんです。あとニンニクひとかけらもくれて「このニンニクかじりながら食べなよ」って。
ニンニク生でかじるなんてどうなの?と日本だったら思うかもしれませんけど、かじったら意外とおいしく感じました。
あとパンとキュウリの酢漬けとサーラは、これがまた美味しいんです!
たぶん日本で同じ味を食べたらそんなに感動しなかったかもしれませんけど、なんかね再会できたし、覚えていてくれたし、ふるまってくれた彼の気持ちとかも感じて美味しかったんです。
ごついキュウリも旨いし、サーラは何でしょう…肉ではなくて、なんかのパテみたいな感じです。
これ一つとニンニクひとかけらで日本人には充分にお昼ご飯になりました。

で、これを食べながらメールアドレスとか携帯の電話番号とかも教えて貰って、今回の画像や2年前の画像も送るからね!って別れたんですね。
ほんとは、一緒にご飯食べようという話も出たんですが、残念ながらスケジュールが合わずにかないませんでした。
またサハリンに行ったら、次こそぜひ一緒にご飯食べよう!って彼と連絡を取っていたりするのでした。

でも、不思議にこの時はロシア語やって良かったとかは思わなかったんです。
彼とまた会えたことの方が嬉しくて、ロシア語で会話するのは自然な事だから、そんな意識はなかったんです。
後からよくよく考えると、かつては外国語で会話するなんて絶対に考えられない、会話するときにはいやーな脂汗かいて、もう頭も真っ白、なんて所からそれなりに成長したなぁ、とか思いました。
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ほんと、軽い気持ちではじめたロシア語が、こんな面白い出来事を運んでくれるとはまったく予想外です。

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