ロシア語で考えるって、こんな感じ? [ロシア語]
最近、ふと思ったんですが、外国語を自然に話すってことは…
(1)日本語の文章を考える
(2)外国語に翻訳する
って順序で進むわけではない、と今では考えています。
たとえば、日本語の文章の「ここからの眺めは、とても素晴らしいですね」なんてのをロシア語に翻訳しようとしたら…
すいません、私は出来ません…
そもそもとっさに「ここからの眺め」って表現が出来ません。
なにか、この表現、いやーな雰囲気がぷんぷんします。
簡単に思いつかない日本語のニュアンスの場合、パズルゲームみたいな作業で、無理矢理に外国語に直したとしても、ニュアンスが通じない、という事が多いですし…。
例えば「裸の付き合い」とかね。
それじゃどうするかっていうと…いっそ翻訳をやめてしまいましょう!
翻訳をやめて、自分の中にわき上がったイメージを伝えるようにしましょう!
もう少し詳しく言うと…こんな感じです。
(1)自分が表現したいイメージを思い浮かべ、そのイメージから連想される単語をピックアップ
(2)集まった単語から、そのイメージに近づくように文章を作る
「ここからの眺めはとても素晴らしいですね」という表現ではなく、
見た景色から…『山』『ここ』『素晴らしい』『良い』『とても』『青空』『近い』『自然』とかが思い浮かんだとします。
そうしたら…その単語のいくつかを使って表現すれば良いわけです。
Какая красивая гора!
すごく綺麗な山ですね
Синее небо тоже красивое.
真っ青な空も綺麗です。
Мне нравится это место.
私はこの場所が気に入りました。
さらに、会話を転がすならば…
Вы часто приходите здесь?
あなたはよくここへ来るんですか?
なんて続ければ良いわけです。
相手が答えたら、それについて会話を重ねれば良いし、続けて自分の思いを伝えても良いわけです。
Если бы я жил в этом городе, я часто бы приехал здесь.
もし私がこの町に住んでいるなら、私はここに良く来ますよ。
なんて続けることも出来ます。
文章そのものは、初心者用語学書の最初のページに載っているような簡単なものです。
むしろ「こんな文章なら、自分の方がもっとうまく作れる」なんて思う人も多いかもしれません。
でも、こうして簡単な単文でも、いくつも重ねていくと、会話のリズムが作られて、物事を感情豊かに伝えられるようになります。
しかも簡単な表現が多いですから、自分の表情や身振り手振りも使って、もっと気持ちを込める余裕だって出てきます。
『自分が今持っている能力で、自分の思い描いたイメージを相手に伝える』ことは、実は「外国語で考える」ってことに繋がっているんじゃないか、と思う今日この頃です。
(1)日本語の文章を考える
(2)外国語に翻訳する
って順序で進むわけではない、と今では考えています。
たとえば、日本語の文章の「ここからの眺めは、とても素晴らしいですね」なんてのをロシア語に翻訳しようとしたら…
すいません、私は出来ません…
そもそもとっさに「ここからの眺め」って表現が出来ません。
なにか、この表現、いやーな雰囲気がぷんぷんします。
簡単に思いつかない日本語のニュアンスの場合、パズルゲームみたいな作業で、無理矢理に外国語に直したとしても、ニュアンスが通じない、という事が多いですし…。
例えば「裸の付き合い」とかね。
それじゃどうするかっていうと…いっそ翻訳をやめてしまいましょう!
翻訳をやめて、自分の中にわき上がったイメージを伝えるようにしましょう!
もう少し詳しく言うと…こんな感じです。
(1)自分が表現したいイメージを思い浮かべ、そのイメージから連想される単語をピックアップ
(2)集まった単語から、そのイメージに近づくように文章を作る
「ここからの眺めはとても素晴らしいですね」という表現ではなく、
見た景色から…『山』『ここ』『素晴らしい』『良い』『とても』『青空』『近い』『自然』とかが思い浮かんだとします。
そうしたら…その単語のいくつかを使って表現すれば良いわけです。
Какая красивая гора!
すごく綺麗な山ですね
Синее небо тоже красивое.
真っ青な空も綺麗です。
Мне нравится это место.
私はこの場所が気に入りました。
さらに、会話を転がすならば…
Вы часто приходите здесь?
あなたはよくここへ来るんですか?
なんて続ければ良いわけです。
相手が答えたら、それについて会話を重ねれば良いし、続けて自分の思いを伝えても良いわけです。
Если бы я жил в этом городе, я часто бы приехал здесь.
もし私がこの町に住んでいるなら、私はここに良く来ますよ。
なんて続けることも出来ます。
文章そのものは、初心者用語学書の最初のページに載っているような簡単なものです。
むしろ「こんな文章なら、自分の方がもっとうまく作れる」なんて思う人も多いかもしれません。
でも、こうして簡単な単文でも、いくつも重ねていくと、会話のリズムが作られて、物事を感情豊かに伝えられるようになります。
しかも簡単な表現が多いですから、自分の表情や身振り手振りも使って、もっと気持ちを込める余裕だって出てきます。
『自分が今持っている能力で、自分の思い描いたイメージを相手に伝える』ことは、実は「外国語で考える」ってことに繋がっているんじゃないか、と思う今日この頃です。
2013-10-12 23:09
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コメント(1)
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なるほどなるほど・・・
確かに一文一文は丁寧な文章で、少しずつイメージが広がっていく感じがします!
この記事のとおりに考えてみたら、わたしも「この景色が素敵ですね」と言えるような気がしてきました^^
by エータルーチカ (2014-03-11 00:07)