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お薦めの本「僕、ニッポンの味方です」 [お勧めの本]

 えーと、外国語を勉強している人にこの「僕、ニッポンの味方です」お勧めです。

僕、ニッポンの味方です

僕、ニッポンの味方です

  • 作者: マイケル・プロンコ
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/03/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 ほんの最初の部分を読んだだけですけど、すごく良い本のニオイがぷんぷんします。
 寝言で外国語を話したり、夢の中で外国語を話している時は、無意識レベルまでその外国語が浸透して、本人の中で形作られようとしていることだから、とても良い兆候だ、なんてことが書いてあったりして、寝言でロシア語を話していた私としては嬉しくなってしまいます。

 それと、日本での外国語の学習は論理的な要素ばっかりで、脳の片方の方しか刺激していない、もっとアートなんかも司る右脳も使って学習すれば良いのに、みたいなことも書かれていて、おお!そうだよ! とか思ってしまいます。
 で、さらに本では、右脳を生かして、感情や創造力な点から外国語を理解していることと、文法などで構造的に理解していることはまったく違う、とも……。
 うわー、なんかこれってすごく重要ですよ!
 いや、あのね、私まだまだロシア語の文法はわからないことばっかりですけど、でもね、なんていうか、宿題の作文をしながら「あ、たぶんこっちの表現の方が美しいはず」ってのはなんとなくわかるようになってきているんですよ。
 あと、自分が作文した表現が回りくどいかどうか、二つの文章があったときどちらが堅い表現で、どちらが軟らかい表現なのか、そういうのが感覚的にわかるようになってきている気がします。今まで英語を勉強してきた時にはそんなの感じませんでしたけど。
 なんていうか、今まで自分が外国語を勉強しようと思っていた時に、すごく文法に縛られて、そういう事を無理矢理自分の中で押し殺していたような気がします。

 しかも今日のロシア語の授業で、ふと文法で困った時に「知識としては正解はわからないけど、リズムというか感覚的には、こんな感じになったほうが良いと思う」ってことで正解を答えられたんです。で、この本を読んで、ひょっとして右脳を使うってこんな感じかなぁ、なんても思いました。

 それと外国語を学ぶ事って、前に書いた「表現記述言語」みたいな事もきっちりと触れられているんです。ぜひぜひ、この本読んでください。絶対に勉強になります!

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