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筆記体の具体例(画像あり) [ロシア語]

 筆記体の話をしておきながら、具体的な例を上げないのはちょっとずるいかな、と思ったので書いてみました「а」から「я」までをつなげて書いてみました。
RIMG0140.JPG

 英語の筆記体が、左から右へ流れるようにつながっていく、とするとロシア語は左下から書き始めて右上で終わる文字の連続、文字と文字がくっつくとちょっと文字が読みにくいかもという時は意図的に隙間を空けて(文字のつながりを途切れさせて)文字を読みやすくする、という感じでしょうか。
 (ただし、本当は文字と文字を途切れさせない方が美しい、とのことで先生の子供の頃は、学校の授業で文字と文字の線を途切れさせてはいけないと注意されたそうです)

 ロシア語の「в」の筆記体が、英語の「f」の筆記体に似ているのですが、次の文字へつながるポイントが文字の下と、文字の中程にあるという違いがわかると思います。ロシア語の筆記体の場合、前に書いた文字の下からペンを持ってきて文字を書き始めてつながっていくようです。
 紹介している本には、画像のaパターンの書き方なのですが、私の先生はbの書き方でこっちがかっこよいと思ったのでbパターンにしてます。cのようなちょっとわかりにくい場合、文字と文字の間をわずかに隙間を空けることもありますけど、確かにあまり美しくないかもしれません。でも、一文字書いて、ノートからペンをわずかに離して、もう一度書き始めるだけでこの隙間を作れるので、これはこれで理にかなっている感じがします。

 ロシア語って思った以上に合理的なところがある気がします。
 なんかロシア語になれてくると、英語の文章が素っ気なく感じてしまうような気がします。[あせあせ(飛び散る汗)]

さらに混乱しやすいмとлの書き分け方「筆記体のコツ」もご覧ください。

ちなみに、詳しい書き方はこの本にあります。

ロシア文字の第一歩―形と音から文字を学ぶ

ロシア文字の第一歩―形と音から文字を学ぶ

  • 作者: 秋山 勝弘
  • 出版社/メーカー: 国際語学社
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本



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